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クラシックこそ紳士のファッション。男が着るべき服装の原点に迫る

「かっこいいファッションとは?」という質問を受けたら、クラシックなファッションと答えます。派手さがなく一見地味に見えますが、メンズの色気と内面の魅力を引き立てる「モテる代名詞」とも言えるコーディネート。

男の中の男、紳士の歴史と原点に迫ります。

「かっこいいファッションとは何ですか?」

クラシックファッションの魅力

お客様の外見を発展させるのが、仕事。

人の見た目に関わるお仕事をしていると、「かっこいいファッションとは何ですか?」と多くの方に質問していただきます。

正解のない質問だということを十分承知の上でご回答させていただくと、かっこいいファッションとはクラシックなファッションです。

今回はその歴史を紐解き、魅力に迫ります。

あまり知られていない、クラシックファッションとは

クラシックファッションとは一体

クラシックなファッションとは、格式あるコーディネートのこと。ファッションそのものは目立つことなく、あくまで着る人を引き立たせる役割に徹します。

決して目立たず、派手さもありません。

一見地味にも見えますが、とても上品に見えるスタイルです。

女子ウケももちろん抜群。

人類が生み出す大きな変化のうねりの中で、ファッションも様変わりします。

ファッション業界が変われば、先駆者が生み出すセンスももちろん変わります。

その中で、時代の変化に囚われない普遍的なスタイルがクラシックです。

現代社会ではあまり知られていないスタイル。だからこそ、カッコよさが際立ち、モテます。

ファッションでのクラシックスタイルとは、伝統的、基本的、正統派の雰囲気で、時代の変化にも変わらない普遍的なスタイルのこと。

出典:http://www.fashion-press.net

男性の「かっこいい」を魅力的にするクラシック

c団男性をかっこよくするクラシックファッション

クラシックのファッションは、現代の“主張する”ファッションとは大きく異なります。

服の主張を抑えることで、着る人の内面を引き出す役割を持っています。

「服を着るためのファッションであり、服に着せられるファッションではない」というと分かりやすいかもしれません。自分の魅力を最大限引き出すために服を着る

そこに、クラシックの美学があります。メンズ本来の「かっこいい」を魅力的にしてくれるファッションです。

内面を表現するクラシックは、シンプルがゆえに男性そのものの魅力に染まります。

主張しないファッションが、生物学的な「男」としての色気を前面に押し出します。あなた自身の「男の色気」を引き出してくれます。

クラシックの原点、イギリスの「ブランメル」

クラシックの原点

クラシックのファッションの生まれは18世紀。ジョージ・ブライアン・ブランメルという人物が祖と言われています。

ブランメルは親衛隊の騎士となり、陸軍大佐までのぼりつめ、超一流のジェントルマンとして尊敬されました。

ただ、驚くべきことに、ブランメルはあくまで「いい家庭」の生まれであって貴族ではありません。

当時のイギリスは、貴族階級により身分を厳しく決められていました。

上流貴族にいることがすべて。

親衛隊の騎士や、大佐などの権力者になるためには、生まれそのものが大変重要になってくる社会でした。

下克上など存在しない時代です。貴族でないブランメルが、出世街道に乗ったのはなぜか。

貴族を凌駕したファッションの力

ファッションの力

陸軍の大佐までのぼりつめたブランメルですが、武勲など一度も立てていません。

武勲を上げずに大佐まで駆け上がったということ。

貴族である・ないに関わらず、現代社会ですら武勲を立てずに軍で出世するなど説明できません。

貴族、そして世の中を圧倒したクラシックのファッション

出世理由は卓越したファッションセンスでした。

クラシックのファッションが、ブランメルの「かっこいい」を引き出し、最大限魅力的にしたということ。

クラシカルは当時とても斬新なファッションでした。

一歩間違えれば空気を読めないと孤立してしまうところ。しかしブランメルは、着こなしは完璧そのもの。立ち振舞は優雅なジェントルマン。

クラシックなファッションが一流のかっこいいをつくり、ブランメルを貴族の最高峰へと引き上げました。

ジェントルマンの概念も崩したブランメル

クラシックファッション

ブランメルは非常に辛口で、指摘もストレートだったと言います。

加えて、非常にユーモアに溢れる人でした。貴族社会において権威ある公爵に服についてのアドバイスを促されたときでさえ、

  • 「そんなものを服と呼ぶつもりかね、すぐに脱ぎたまえ、それと君が今足に履いているものは何かね?」
  • 「ああ、やっぱり靴だったのか、僕はてっきりスリッパだとおもったよ。」

などとかなり厳しい毒舌っぷり。

ファッションに対して並外れたプロ意識を持っていたということです。

超一流の貴族たちがブランメルを「閣下」と呼び、英国王室の王子たちも一目置いたと言われています。当時のイギリス社会において、なんとなく暗黙の了解であった「ジェントルマン=貴族」の文化を壊しました。

ブランメルはジェントルマンと呼ばれ、クラシックなファッションがジェントルマンの基本とまで言われるようになりました。

貴族でないブランメルは、貴族のパーティーに引っ張りだこ。

「ブランメルの来ないパーティーは失敗する」とまで讃えられました。まさにモテる男。

ファッションの力で社会の価値観まで変革。ファッションがイノベーションを起こしたということになります。

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